南千歳観察帳

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親知らず全部抜いた(池の水全部抜くノリで)

 2泊3日親知らず全部抜く企画。

 

 4月頃染みると思ったら虫歯になってて、なんとなく痛み止めとかでだましだましやっていたがせっかくなのでバシっと全部抜いた。

 レントゲン撮ったら上の2本は外側に向かって生えてるし、下は水平に生えてるしでどうしようもないので当初3本の予定だったが全部やっちゃいましょうみたいになった。

 街の歯医者じゃ医療保険の診断書書けないよなんて言われるので紹介してもらったりして結構手間だった、この辺がよくわからんな各種保険取り扱いとは。

 

 9月9日の台風の日以降仕事が忙しくなって休みが無くて流石に保たないなってなっていたがもともとの予定だったので上手いこと仕事離脱して入院した。

 

 入院初日、準備したり忘れ物したりしたが無事入院。

 ひたすら爆睡、古戦場触りつつ爆睡、病院食も割とうまかった。

 どんだけ睡眠不足だったんだ。

 

 手術当日、点滴静注の針が案の定刺さらず血管が逃げ回る。

おれ「血管逃げ回るんですよ」

医者「刺す前に言わないでよ、ほんとに刺さんないな……」

 腕に刺さらなかったので結局手の甲に刺したけどそれでも逃げ回るのでこいつ本当に静注と相性が悪い。

 痛み止めで頭ボケボケになって鼻に棒が突っ込まれたり体が拘束されたりしてたらサクっと麻酔が効いてタイムスリップ。

 11歳の時の盲腸以来の全身麻酔だったがまぁやってしまえばあっという間だった。

 特に変身ベルトも加速装置もつかないまま戻ってきた、俺も改造人間になりたかった。

 やっぱり手術ってだけで結構体力持っていかれるので寝たり起きたりを繰り返してた。

 

 退院日、診察の時間以外も寝まくってた。

 寝てた記憶しかない。

 退院して本買って帰ったらヘロヘロで結構疲れてた。

 やりたいこといっぱいあるのに体力がないのがツラい。

 

 

 術後は落ち着いてるので、抜歯したら飯とか酒とか思い切りやりたい。