南千歳観察帳

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リズと青い鳥を観た

 

 こんな危険な映画が世に出てしまっていいのか、とまでは言わないけどとんでもない映画でした。

 とにかくまず最初の足音からすごくて、そういう環境音とかでまず現実とフィクションの間にある脳の壁が溶かされる。

 そこに、強烈な感情の存在するストーリー、度々挿入される童話、音楽、これらが効果的な演出と組み合わさり脳に流し込まれる。

 映像の綺麗さと細かさが一気に情報量を増やしてきて。

 予感や予想をさせていた関係性の認識転換が高い精度で噛み合って。

 これに抗えるわけがないじゃないですか!

 映画館出てからフラフラでした、アルコール入れられる状態ですらなかったです。

 

 今年は結構面白い映画あるなーって中でも、純粋な面白さというか、この映画に関しては斜に構えて見るとかがサッパリ無かったです。

 TVシリーズの1作目しか見れてないので、コレどこかで追わないとなぁーっと思いました、元々好きだったけど環境がなくなってしまったのは本当に良くない。

 

 とにかく音の環境が大事だと思うので映画館で見るのがオススメです、ソフト出たらそれなりの音環境ないとパンチ足りないかもなぁっと。